鹿児島では間違いなく二重三重のシロアリ対策が必要!
住宅に被害を与えるシロアリは主に3種類ですが、鹿児島には3種類すべてが生息しています。
全国でも有数のシロアリ生息地帯です。
鹿児島は高温多湿地域でありシロアリの天国とも言える地域なのです。
シロアリは木を主食とする昆虫ですが、木の表面には出てこないので普段目にすることはありません。
それゆえに被害の度合いが分かりにくく、気付いた時には既に大きな被害が発生し、駆除と補修には莫大な費用がかかってしまいます。
もし、鹿児島で家を建てるなら二重三重の「シロアリ対策」が間違いなく必要になります。
ベルハウジングが行なっている5つの対策
地面とベタ基礎の間に防蟻性と防湿性がある「ターミダンシート」を全面に敷きます。シロアリはコンクリート製のベタ基礎の下からでも侵入するので、全面に敷くことで壁を作ります。
さらにシロアリが好む湿気が基礎の中に浸透しないように基礎の手前で遮断します。
<タ―ミダンシートの特徴>
シロアリ防除・忌避させる成分である【ピレスロイド系ビフェントリン】を配合。
広く防疫殺虫剤で使用されており、WHO(世界保健機関)で人体・環境に安全であることが認定されています。
また、シロアリの防除だけではなく防湿としても高い効果があります。
一般的に防湿シートはポリエチレン、アルミ圧着フィルムで0.1mm以上ですが、「ターミダンシート」はEVA樹脂で厚みが0.18mmあり、敷くだけで防湿効果を発揮します。(性能評価基準劣化等級の床下の防湿3等級)
ホウ酸を主成分にした木材保存剤(防腐防蟻剤)として一般住宅をはじめ、数々の重要文化財にも使用されています。
ホウ素化合物の特徴として、木材腐朽菌白アリに対する効果が高いことはもちろん、分解や揮発がなく、空気を汚染する心配がないことや、人畜に対して安全性が高いことがあげられます。
高気密・高断熱住宅で有害物質を揮発させ循環させる事は有ってはならない事です。
そのような状況で使用する木材保存剤の選択としては、安全で長期安定した効果を発揮できる無機系の「モクボーペネザーブ」は最もふさわしい木材保存剤と言えます。
ベタ基礎に一番近い木部は「土台」です。この土台の木材にはシロアリが嫌いな「桧(ひのき)」を使用します。
また壁の材料においても、無機質系の「ダイライトパネル」を使用することにより、さらなるシロアリ対策をおこなっています。
床下は、「澄家Eco換気システム」により常に乾燥した状態に保ち、湿った環境ができない設計にしています。
また、壁の中には空気層を設け、屋根や壁の湿気が抜ける環境を作っています。
ベルハウジングの家は全て「長期優良住宅」。このため、基礎の高さも通常の家に比べ高く、基礎の中に人が入って容易に点検できるように設計されています。
また、一つの点検口から全ての基礎を回れるので、万が一シロアリが発生しても、早期発見・対策などの対応が可能です。