【鹿児島 注文住宅】無垢材の床は傷つきやすい?杉の無垢床板を標準仕様にしている理由
お疲れさまです、ベルハウジング松村でございます。
家づくりのご相談をいただく中で、よくいただくご質問がございます。
「無垢の床って、傷つきやすいですよね?」
特に小さなお子さまがいらっしゃるご家庭や、これから子育てをされるご夫婦にとっては、とても現実的な不安かと存じます。
本日は、ベルハウジングが標準仕様として採用しております杉の無垢床板について、その「傷」をどう捉えるかという視点でお話しさせていただきます。
無垢材の床は本当に傷つきやすいのか
柔らかいからこその特徴
結論から申し上げますと、杉の無垢材は比較的柔らかい木材です。そのため、物を落とせば凹みますし、ミニカーを走らせれば跡が残ることもございます。
これは事実でございます。
ただし、その柔らかさは決して欠点だけではございません。
実際にモデルハウスでお客様が素足で歩かれた際、
「気持ちいいですね」
「なんだか安心しますね」
というお声を多く頂戴いたします。
杉は足裏への当たりが柔らかく、腰や膝、かかとへの負担も和らげてくれます。小さなお子さまはもちろん、長く住まわれるご夫婦世帯にとっても優しい素材です。
無塗装ゆえの日焼け
もう一点、無塗装であることによる日焼けです。
時間の経過とともに色味は飴色へと変化し、艶も出てまいります。均一ではなく、光の入り方によって濃淡が生まれます。
「これって大丈夫ですか?」
とご質問をいただくこともございますが、これは自然素材ならではの経年変化でございます。
人工的に止めることは可能ですが、私どもはあえて止めておりません。
なぜなら、それも住まいの表情だからです。
ベルハウジングが杉の無垢床板を標準にしている理由
浮造り仕上げの足触り
ベルハウジングの標準仕様は、杉の無垢床板、浮造り仕上げでございます。
浮造りとは、木目の柔らかい部分を丁寧に削り、年輪を浮き立たせる加工です。表面に凹凸が生まれ、不均一な足触りがクセになります。
梅雨時期。特に鹿児島は湿気が多く、じめじめとした日が続きます。でも、床板が空気中の湿気を吸収し、足元はさらっとした質感、室内はじめじめ感が極力少ない環境を保ちます。
逆に冬場。冷え込む朝でも、室温をゆるやかに取り込み、ヒヤッとしにくい。
これは実際に体感していただくと違いが明確でございます。
数値ではなく、暮らしの実感
「高性能」という言葉だけではお伝えしきれません。
床は毎日触れる場所です。
立つ、座る、寝転ぶ。お子さまが走る。家族が集まる。
だからこそ、「木」本来の性能も触感も重視しております。
「傷」は欠点か、それとも記憶か
あるお引き渡し後の点検時、お客様からこんなお話を伺いました。
「この傷は、〇〇ちゃんがミニカーで遊んだ跡なんですよ」
「こっちは、初めて買ってもらったスマホを落としたときの跡で」
「〇〇(ネコさん)たちが寝室から階段を駆け上る時に、ターンしてドリフトする爪跡が多くてー」
そうお話しくださいました。
確かに新品同様の状態を保つことは難しい素材です。
しかし、その傷は家族の時間そのものではないでしょうか。
住み始めたばかりの頃は「傷つけたくない」と思われます。ですが、数年後には「思い出」に変わり、唯一無二の「そのおうちの味」になる。
その変化こそが、無垢材の持つ力だと私は感じております。
家族とともに育つ住まいという考え方
家は完成がゴールではございません。
むしろ、完成はスタートでございます。
無垢材は年々色味が深まり、表情を変えていきます。傷も増えます。しかし、それは劣化ではなく、変化です。
ご家族の成長とともに、床も変わっていく。
人工素材では得られない、時間の積み重ねがそこにございます。
傷が不安で無垢材を諦めるのか。
それとも、傷も含めて味わいと考えるのか。
この価値観の違いが、住まい選びを大きく左右いたします。
まとめ
杉の無垢床板には、確かにデメリットがございます。
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傷がつきやすい
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日焼けする
しかし、それ以上に
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足触りの良さ
-
調湿性
-
冬のやわらかさ
-
経年変化の味わい
という魅力がございます。
完璧に傷がつかない家はございません。
であれば、傷をどう捉えるか。
その視点こそが、家づくりにおいて大切だと考えております。
あ、床の汚れや水染み、傷が多くなりすぎて気分を一新したい場合はひとこと、ベルハウジングにご相談ください。様々な補修方法をご準備しておりますのでご安心ください。
ご見学のご案内
実際の無垢床板を体感していただくことが一番でございます。
モデルハウスでは、梅雨時期や冬場の質感もご確認いただけます。
ご家族皆様で、ぜひ素足で歩いてみてください。
きっと言葉だけでは伝わらない感覚をご体感いただけるはずです。
ご来場予約はホームページより承っております。
