お彼岸
こんにちは 建築部の中渡瀬です。
秋の訪れを感じるもののひとつに彼岸花があると思います
私の家の庭にも気づけばいつの間にか彼岸花があちらこちらに咲いています
彼岸花はご存知の通り秋の彼岸の頃に咲くことにちなんだ名前ですが、
私自身秋の彼岸ってどういう日なのか曖昧なところがありググってみました。
秋分の日を中心とした前後3日間計7日間が秋の彼岸の期間で
「国民の祝日に関する法律」というものによりますと、
秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」祝日なのだそうです
また、彼岸という呼び名は「到彼岸」の略語で、サンスクリット語の「パーラーミター(波羅蜜多)」という言葉の訳で、仏教における悟りの境地、すなわち彼岸へと至ることを表します。
とうことで、お彼岸はご先祖様に感謝を捧げるだけでなく、
自身を省みて修行をする機会でもあるとの事です。
その修行について、六波羅蜜(ろくはらみつ)というこの世に居ながらにして彼岸に至るための
6つの修行というのがありまして、次のような内容になります
・布施(ふせ)波羅蜜:見返りを求めず、他人のために惜しみなく善行を施すこと
・持戒(じかい)波羅蜜:戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけないこと
・忍辱(にんにく)波羅蜜:身に起こる災いを受け容れ、耐えしのぶこと
・精進(しょうじん)波羅蜜:誠心誠意努力を続けること
・禅定(ぜんじょう)波羅蜜:常に静かな心を持ち、動揺しないこと
・智慧(ちえ)波羅蜜:怒りや愚痴、貪り(むさぼり)に捉われず、
物事の真理を正しく見極めること
ということです
実践はなかなか難しそうですが、この機会に修行してみたいと思います。