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家づくりの考え方

小さく建てる家づくり|将来の暮らしから考える住まい

お疲れさまです、ベルハウジング松村でございます。

日々、子育て世帯のお客様と打ち合わせを重ねておりますと、家づくりはどうしても「今の生活スタイル」を基準に考えがちになると感じます。
お子様の人数、成長スピード、学校や習い事、荷物の量。目の前の暮らしを思い浮かべれば浮かべるほど、「部屋は多い方がいい」「広い家の方が安心」と考えられるのは、とても自然なことです。

しかし一方で、私たちは必ず一つの視点をお伝えするようにしています。
それは、「その間取りや広さは、将来も本当に必要でしょうか」という問いです。

 

家づくりはどうして「今の暮らし」基準になりやすいのか

子育て中の暮らしは、人生の中でも特に忙しく、変化の多い時期です。
朝から晩まで家の中は動きがあり、収納も居場所も、どうしても多く必要に感じられます。

打ち合わせの中でも、
「今は子ども部屋が足りなくて」
「将来も考えて広めにしておきたいです」
というお声をよく伺います。

ただ、ここで一度立ち止まって考えていただきたいのが、その「将来」がどの時点を指しているのか、という点です。

 

将来的に今の間取りは本当に必要でしょうか

お子様はいずれ成長し、進学や就職を機に巣立っていかれます。
その後に始まるのは、ご夫婦お二人の新たな生活です。

子育て中に必要だった部屋数や動線が、そのままの形で必要かどうか。
実際にお住まいになってから「使われていない部屋が増えてしまった」というお話は、決して珍しいものではありません。

家づくりは今の暮らしを快適にするためのものですが、同時に、これから先の長い時間を過ごす場所でもあります。
だからこそ、将来の暮らし方を想像することがとても重要だと考えています。

 

大きな家が必要なのかを一度立ち止まって考える

ここで誤解していただきたくないのは、「大きな家が悪い」という話ではありません。
大切なのは、大きいか小さいかではなく、そのご家族に合っているかどうかです。

「広い家=暮らしやすい」と思われがちですが、実際には掃除や管理、冷暖房の負担など、住み始めてから感じることも少なくありません。
大きさを優先するあまり、本来大切にしたかった暮らし方が後回しになってしまうケースもあります。

私たちがご提案しているのは、大きなおうちを造ることではなく、自分たちに合った暮らしをつくるために、本当に必要な空間はどれくらいなのかを一緒に考えることです。

 

必要な空間は「広さ」ではなく「役割」で考える

家の中、そのひとつひとつの空間には役割があります。
その役割を整理していくと、必ずしも床面積を増やさなくても、十分に暮らしやすい住まいが計画できることに気づかれます。

例えば、
「ここは家族が集まる場所」
「ここは一人で落ち着く場所」
「ここは作業に集中する場所」

そうした役割を明確にすることで、広さよりも使い方を重視した間取りが見えてきます。

 

必要な場所に、必要な収納をつくるという考え方

収納についても同様です。
「収納が多い方が安心」とお考えになる方は多いですが、重要なのは量よりも配置です。

使う場所の近くに、必要な分だけ収納があること。
それだけで日々の動きは大きく変わります。

無理に床面積を使って収納を増やすのではなく、生活動線の中に自然に組み込むことで、家全体がすっきりと整いやすくなります。

 

床面積ではなく空間を使う立体的な収納計画

もう一つお伝えしているのが、空間を立体的に使うという考え方です。
天井の高さやデッドスペースを活かすことで、床を広げなくても収納力を確保することができます。

この考え方は、小さく建てる住まいにおいて特に重要です。
限られた空間だからこそ、どこをどう使うかを丁寧に考えることで、無理のない住まいが完成します。

 

変化する家族のカタチに寄り添う間取り計画

家族のカタチは、年月とともに必ず変わっていきます。
今は必要な部屋も、将来は別の使い方になるかもしれません。

その変化に対応できるよう、最初から使い方を限定しすぎない間取りを計画することが大切です。
仕切り方を変えられる、用途を変えられる、そうした柔軟性が、長く安心して住み続けられる住まいにつながります。

 

今も将来も無理のない住まいを考えるために

小さく建てるという考え方は、我慢をすることではありません。
今の暮らしも、将来の暮らしも、どちらも大切にするための選択です。

打ち合わせの中では、こうしたお話を一つひとつ整理しながら、お客様ごとに最適な住まいの形を一緒に考えています。
家づくりに正解はありませんが、考え方次第で、暮らしは大きく変わります。

 

まとめ

家の大きさを決める前に、
「自分たちにとって本当に必要な暮らしは何か」
を考えてみることが、後悔しない家づくりにつながります。

今の生活だけでなく、その先の時間まで見据えた住まい。
それが、私たちベルハウジングが大切にしている家づくりです。

 

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