日差しと向き合う「屋根の役割」
屋根は、雨や風から家を守る存在というイメージが強いかもしれませんが、実は日差しとどう向き合うかも大切な役割のひとつです。特に一年を通して、太陽の位置や強さは大きく変わり、住まいの中に入る光や影の出方にも影響します。
設計では、屋根の形や勾配、軒の出方によって、日差しの遮り方、取り込み方を考えています。夏の強い日差しをやわらかく遮りつつ、冬の低い太陽の光は室内に取り込みやすくするなど、季節ごとの違いを意識した計画が重要になります。

また、屋根は建物全体の印象を大きく左右する部分でもあります。外観のデザインだけでなく、周囲の建物や敷地条件との関係を考えながら、どのような形がその家に合っているのかを検討しています。
普段はあまり意識されない屋根ですが、日差しの入り方や室内の明るさに大きく関わる存在です。これからも、暮らしの中で自然と心地よさを感じられるよう、屋根の役割を大切にした住まいづくりを心がけていきたいと思います。
建築部 外村
