こんにちは。今日はお家の照明についてお話したいと思います。
一般的には照明器具と言えば天井に取付けるシーリングライトと言う
丸い形や四角い形の物を思い出すと思いますが、弊社では出来るだけ
シーリングライトを使わずに素敵な空間が出来る様にと、ダウンライトや
壁付け照明、ペンダントライト等を多用しています。
デザインも様々な物があり、照明プランをする時はいつもカタログと
にらめっこをしています。
ただ私はいつもシンプルな形を採用して、皆さんに提案をしております。
そして、自邸シリーズの第２段としまして自宅の照明をご紹介します。
（興味がない人にはごめんなさい。）
まず自宅の照明で心掛けた事が、天井に照明を付けないようにと
計画をしました。天井より低い位置に灯りを付ける事で、落ち着いた
空間が出来るので、その様に配置計画を致しました。
玄関からホールの照明は全て壁灯にて配置し天井には付けません。
自宅のメイン照明として、ダイニングテーブル上のペンダント照明を
拘りました。借家住まいの時から愛用してます、ルイスポールセンの
トルボー１５５/２２０グラスペンダント。
灯りの重心を落す事で落ち着きのある空間になりました。
「天井に照明を付けないのは、部分照明がつくり出す陰影のある落ち着いた
雰囲気を作り出す為と、広さと美しさを大切にしているから」と
建築家、吉村順三さんの書籍を読み印象に残っています。今もその言葉を
思いながらプランを心掛けています。
皆さんもその様な建物がありましたら、是非体感してみて下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　（建築部：中内でした）