秋と言えば
こんにちは 建築部の中渡瀬です。
最近は朝晩めっきり涼しくなってきました、秋の訪れを感じる日々です。
食欲の秋、スポーツの秋と色々ありますが、今回は読書の秋ということで
最近読んだ本のご紹介をさせていただきます。
料理研究家の土井善晴さんの書かれた「一汁一菜という提案」という本です、
2016年に出された本で結構話題にもなったみたいですので、
読まれた方もいらっしゃるかと思います。
内容はタイトルの通りで、日常の食事は、ご飯を中心として汁(味噌汁)と菜(おかず)それぞれ一品をあわせた食事でよいという提案です。
料理をつくるのがたいへんと感じている人、毎日の献立を考えるのがたいへんという人に読んでほしいとい書き出しでしたが、読み進めていくと多岐にわたる深い考察があり、初めから最後までとても面白く、また今の生活のあり方を考えさせられる内容でした。
この本を読むと味噌汁が飲みたくなると思います、
味噌汁って不思議ですよね、飲むとなんかほっとしますし、身体に染み込んでいく感じがありませんか?
このことについても理由が書かれています。
また、食につながる話として、暮らしのことでしたり、子供たちの教育のことでしたり、さらには地球環境のような世界の大問題の話にも触れ、「一汁一菜」にその解決や改善の可能性があるように書かれていて、同感したところでした。
読んだことのない方、よかったらぜひ一度読んでみてください、いろんな気づきがあると思います。