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鹿児島で考える「成長に合わせて変えられる間取り」後悔しない子供部屋計画とは

お疲れさまです、ベルハウジング松村でございます。

いきなりなのですけれども、子供部屋は最初からしっかりと分けるべきでしょうか。

家づくりの打ち合わせで、ほぼ必ず話題に上がるテーマでございます。

「二人だから二部屋必要ですよね」

そうおっしゃる親御さまは少なくありません。
確かに自然なお考えです。

実のところ、ベルハウジングは新築時にはあえて分けないというご提案が主流でございます。

今回は成長に合わせて変えられる間取りについて、実際のお打ち合わせを交えながらお話しさせていただきます。


子供部屋は最初から分けるべきなのか

個室として使う期間は意外と短い

先日、二人のお子さまをお持ちのご夫婦との打ち合わせがございました。

「将来のことを考えると、最初から二部屋にした方がいいですよね。」

その際、私はこのようにお伝えいたしました。

「お子さまが完全な個室を必要とする期間は、何年ほどでしょうか。」

その期間を長く鑑みて、小学校高学年から高校卒業までとしても約10年ほどです。
住まいは30年、40年と続いていきます。

家の寿命と比べると、子供部屋の個室期間は実は限定的でございます。

壊す前提の間取りのリスク

最初から壁や構造で完全に分けてしまうと、
将来一室に戻したい場合には解体リフォームが必要になります。

壁の撤去、内装の補修、電気配線の調整。
想像以上に工事は発生いたします。

  • 仕切ることは比較的容易

  • 壊すことは必ず工事が伴う

この差は長期的な視点で見ると大きなポイントになります。


「一体型→将来分割」提案とは

構造体で分けない設計

最近は、新築時には主寝室とは別に大きな一室を確保し、
将来必要に応じて間仕切りできる設計をご提案しております。

構造体では分けない。
しかし、将来分割できる準備は整えておく。

扉位置、収納計画、照明配置まで想定しておくことで、
必要な時期にスムーズに対応できます。

余白を持たせることの意味

お子さまが小さいうちは広く使う。
思春期になれば仕切って使ってもよい。
独立後はまた広く使う。

この循環を前提とした間取りは、
家族の変化に自然に寄り添います。

固定する安心ではなく、
変えられる安心を持つことが重要です。


子供自身が空間を考えるという価値

自分でレイアウトを考える経験

ここでもう一つ、大切な視点がございます。

大きな一室であるということは、
お子さま自身が「どう使うか」を考えられるということです。

ベッドをどこに置くのか。
机は並べるのか、離すのか。
収納はどうするのか。

与えられた個室ではなく、
自分たちで空間を構成する経験は、創造性や主体性を育みます。

家具でつくる“自分の居場所”

壁で区切るのではなく、家具やレイアウトで工夫する。

そのプロセス自体が、
「自分の居場所をつくる」という体験になります。

将来仕切るとしても、
一度広い空間で過ごす経験は、きっと意味のある時間になります。

間取りは、教育の一部にもなり得るとベルハウジングは考えております。


子供が独立した後の暮らし

夫婦二人に戻る時間

お子さまが独立した後、
使われない個室が二つ並ぶ状態と、
用途を自由に変えられる一室がある状態。

どちらがこれからの暮らしに柔軟でしょうか。

書斎、趣味室、セカンドリビング。
将来の選択肢が広がります。

帰省や孫世代への対応

さらにその先もございます。

お子さまが結婚し、新しいご家族が増えたとき。
帰省時に広く使える空間があることは大きな安心につながります。

細かく分かれた個室よりも、
可変性のある空間の方が対応力が高いのです。

家族構成は常に変化します。
その変化を受け止められる設計が、長く愛される住まいになります。


まとめ

子供部屋は最初から分けることが正解とは限りません。

  • 個室期間は限定的

  • 壊すには工事が必要

  • 広い空間は将来も活用できる

  • 子供自身が空間を考える経験になる

今の暮らしだけでなく、
人生全体を見据えた間取り計画が後悔を防ぎます。

変えられること。
それ自体が、住まいの大きな価値でございます。


ご相談のご案内

ベルハウジングでは、
将来まで見据えた可変型の間取り提案を行っております。

「我が家の場合はどう考えればよいのか」

その疑問に丁寧にお応えいたします。

モデルハウスのご見学、個別相談は随時承っております。
ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。

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