衝撃!テオ・ヤンセン展
こんにちは!建築事業部の外村です。
先日、実家の宮崎に帰省した際に面白いものを観てきました!
その名も「テオ・ヤンセン展」
皆さんも一度はニュースなどで見たことがあるかもしれませんね。
まず感じたのは、彼の作品がまるで自然の一部でありながら、同時に機械的な美しさも持っているということでした。特に「ストランドビースト」と呼ばれる風で動く彫刻たちは、生きているかのような動きで、見ているだけで心が躍るような感覚を味わえました。
使われている素材は、プラスチックのパイプやリサイクル素材など、どこにでもあるものばかり。それなのに、風の力を受けてゆっくりと動き出す様子はまるで生き物が息をしているようで、目を離すことができませんでした。自然と人工物が見事に調和し、まさに「アートってこういう形でも存在できるんだ」と感じさせられました。
さらに、展覧会では作品に触れたり、実際に動かしたりできる機会があって、とても親しみやすかったです。ヤンセンの作品は、ただ「見る」だけではなく、「体験する」ことでその面白さがより深まるのだと実感しました。動くアートというのは、静止した絵画や彫刻とはまた違う感覚で、目の前で生命が宿る瞬間に立ち会っているような不思議な感覚です。
テオ・ヤンセンの言葉に「アートとエンジニアリングの境界をなくす」というものがありますが、この展覧会を通して、その考えがとても身近に感じられました。日常にあるものが、こうして風を受けて命を吹き込まれることで新たな価値を生み出すことに、とても感動しました。
この展覧会は、アートやテクノロジーに興味のある人だけでなく、何か新しい視点を得たいと思っている人にとっても素晴らしい体験になると思います。