『田中達也展 みたてのくみたて』に感動!

こんにちは!ベルハウジング津曲です!
先日、鹿児島市の黎明館で開催中の「田中達也展 みたてのくみたて」を訪れました。
会場を入って最初に出迎えてくれたのは、田中達也さん本人の模型とともに閃きを綿棒で表現した作品。
日常で見慣れた身近なものが、小さな人形や道具と組み合わさり、まるで別の世界のように生まれ変わった作品が並んでいて、そのユニークな発想に思わず笑顔になりました。
爪楊枝入れをサウナ室に“みたてた”作品『爪楊枝ととのえました』
洗濯桶と洗濯板をコンサートホールに“みたてた”作品『桶(おーけ)ストラ』
おすしが人間のように服を選ぶ姿に“みたてた”作品『おすしがふくをかいにきた』
ハワイ名物のロコモコ丼をビーチに“みたてた”作品『うまいハワイ』
トランプのハートの図柄を愛の告白に“みたてた”作品『プロポーズの切り札』
などなど…
田中達也さんの作品は、普段の生活で目にするものが、まったく別の物語として表現されていて、日常の中にこんなに豊かな可能性があるのかと、改めて感じました。
展示では、思わずクスッと笑ってしまうようなユーモアと、細部までこだわった繊細さが絶妙に組み合わさっています。子どもから大人まで楽しめる工夫がたくさんあり、時間を忘れて見入ってしまいました。等身大の作品も多く、全ての作品で写真撮影が可能なので自分のお気に入りを探しながら会場を歩くのもいいかも!
日々の暮らしの中でも、小さな“見立て”を探して楽しむ心を持ち続けたいと思わせてくれる、そんな温かい時間を過ごすことができました。
「田中達也展 みたてのくみたて」は8月31日まで開催しているのでぜひ皆さんも足を運んで、日常にひそむ小さな魔法を体験してみてください!