在来軸組剛床工法
ベルハウジングの家は、床部分には24mmの構造用合板を使用。
梁に構造用合板を直接取り付ける「ネダレス工法」を採用して床を構造躯体として機能させるため、従来の「ころばし根太」と比較して約3倍の水平剛性を発揮します。
また、1階床には耐久性に優れた鋼製束柱を採用。
地震や台風などの災害時に起こる建物のねじれ現象にも強さを発揮して住まいの安全性を高めます。
これらのことにより、耐震性とともに高い気密性も確保出来ます。
長期優良住宅より厳しい基準を採用
長期優良住宅の基準では「耐震等級2」・「耐風等級1」が必要となります。
これは建築基準法が想定する「極めてまれに発生する地震力の1.25倍の力に対し倒壊・崩壊しないこと」。
ベルハウジングの基準は最高等級の「耐震等級3」・「耐風等級2」。
この基準は、「極めてまれに発生する地震力の1.5倍の力に対し倒壊・崩壊しないこと」。
間取りや吹き抜け空間の取り方によっては等級性能が変わる事がありますが、等級性能計算は、間取りが確定してからとなりますので、もし等級が変わる場合には、お施主様に報告し確認させていただきます。
最高等級を確保するための方法などを改めてご提案させていただきます。
制震ダンパー「Mamory(マモリ―)」
Q.耐震に免震・制震は必要ですか?
A.必要です。
本震だけではなく、余震にも備える対策(免震・制震)が必要なのです。
なぜならば、現在の建築基準法の「耐震」とは1回の本震に対して定められたもの。
その後の余震については考慮されていないからです。
住友ゴム工業により実大振動台実験を行いました。
熊本地震前震級の地震波と本震級の地震波を2回加えても「Mamory」を装着した試験体は
倒壊しないことを実証しました。
内蔵されている高減衰ゴムは、60年経過しても性能がほとんど変わらず、効果を発揮することを確認しています。
また、部品の効果や点検など、メンテナンスの必要もありません。※促進劣化試験の結果。
木造軸組ダイライトパネル工法
高い耐震・防火性能に加えて、湿気を通し腐りにくく、白蟻にも強さを発揮するという5つの優れた特徴を持ち、丈夫で長持ちする住まいが出来ます。
筋かいを入れる耐力壁が壁倍率2倍であるのに対して、ダイライトMS9では、2.5倍の力を発揮します。
又筋かいを入れる耐力壁の問題点として引張りに対する力が加わると耐力が半減する問題をダイライトMS耐力壁により方向性に左右されない強度が実現出来ます。
地震や台風にも安心です。このダイライトMS9mmを外壁全面に設置します。
つくば市の(独)防災科学技術研究所において、実物大の家屋を使った振動実験を実施しました。
震度7の振動を与えた結果、「ダイライト」は、極大地震の強い揺れにも倒壊せず、優れた耐震性を発揮する事が証明されました。
実大振動実験の結果、複数箇所に破損が生じた「筋かい」に比べ、「ダイライト」は、内装の雑壁に多少の損傷が発生した以外は、柱や梁などの構造躯体や緊結金物などに損傷は見られませんでした。
「ダイライト」の変形は「筋かい」の3/4にとどまりました。
柱に×が付いている部分はダイライトパネル工法構造指針において柱を必要としない部分となります。
ただ、計算上では不必要であっても、長い目で見たときの経年変化上は、もちろん柱が有った方がより良い構造体となります。
ベルハウジングのダイライトパネル工法は、より高い耐久性を目指し妥協しません。
耐力面材ダイライトMSは優れた防耐火性能で火災から住まいを守ります。
近隣からの類焼・延焼を防ぎ、大切な家族や財産を守ることは、安心・安全な家づくりの基本条件です。
ダイライトMSは燃えにくい無機質素材ですから、優れた防耐火性能をそなえ、準不燃材料として認定されています。
また、防火構造や準耐火構造の認定も取得。
耐力面材ダイライトMSと木質系耐力面材との比較加熱実験。
ダイライトMSの燃えにくさを実証しました。
室内で発生した湿気は膨張し外壁の内部に進入します。
この湿気が実は壁の内部の結露をつくり、やがて土台や柱、壁などの構造体を腐らせる原因になってしまいます。
完成時点で耐震基準を満たしていた壁も、経年とともに強度を劣化させてしまい、地震時の倒壊につながる危険性があります。
無機質の素材ダイライトは、白アリが食料とする成分を含んでいないため、白アリを寄せつけません。