丸い大きな窓のお家
丸い大きな窓がいくつも点在し、一度見たら忘れられないインパクトを残すN邸。
ガルバリウム鋼板のシャープさに曲線の窓がやわらかさを与える絶妙なデザイン
です。人を明るく迎えるような表情の外観は、Nさんが自宅で営む接骨院という
職業にも関連しています。スポーツや事故などでケガを負った人を治療する医療
施設として、安心して訪れることができて、リラックスして治療に向き合ってほ
しいというNさんの思いをくんで、ベルハウジングの建築家が形にしたものです。
接骨院とは別に設けてある、Nさんご一家が暮らす自宅用の玄関を開けると2階への
階段が連なっています。 2階へ上がると、一面が杉材の木の床が広がる開放的な空
間が広がり、ウッドデッキを張った中庭の大きな窓。外観でも印象的だった丸い窓
から明るい自然光が部屋中にたっぷりと降り注いでいます。丸い窓は、外観の黒い
ガルバリウム鋼板にある印象よりも、白やライムグリーンの壁にくりぬかれている
様子はさらにやわらかな印象。 部屋にあたたかさと楽しいリズムを与え、3人のお
子さんがいるN邸にはぴったりの空間を作り出しています。