外部研修
External Training
スキルアップのための外部研修
社員のスキルアップのために、積極的に外部の研修に参加しています。
たゆまぬ努力を通して、着実に成長していきたいと考えています。
【秋山設計道場】
建築家 秋山東一(あきやま・とういち)
1942年東京生まれ、東京芸術大学美術学部建築科を卒業後、東孝光建築研究所に入所。その後独立してランド計画研究所を設立、OMソーラー協会とOM研究所の設立に伴い、研究所設立メンバーとなり、OMソーラーの住宅を数多く設計する。OMソーラーシステムを組込んだ木造軸組パネル工法のフォルクスハウスを開発、続いてその進化系であるBe-h@usをインターネットのネットワークを使い公開する。現在、コスモホーム鈴木岳紀氏と共に秋山設計道場を立ち上げ、設計手法「パタン・メソッド」を設計者に伝えるべく活動中。
設計道場とは(説明資料より)
「設計道場」とは、文字通り、設計力を高めるための学びの場です。建築家を交えて設計の本質を学びます。それはつまり、良い建物の仕事を見ること。そしてなぜそのプランに至ったのかを考えること。また、自分ならこう設計すると、信念を持って表現すること。設計は、敷地の条件、お客様の要望、予算を前提に始めます。その条件を満たし、良い設計をするには、設計の手順について学ぶ必要があります。まずはじめに何をしなければならないのか?それは「敷地をどのように読むのか」を考えることです。敷地に合わせて建物の配置や車の止め方、植栽の位置などを決めます。この〝はじめ〟が肝心です。
設計を初めてやる(初心者の)方、自分には豊富な経験がある(ベテランの)方。そんな風に自負している人にもぜひ参加して頂きたいのが、この設計道場です。参加者全員で同じ条件の課題に取り組み、自分と他人との考え方を比較する。そして良いところを取り入れたり、新しい発見を毎回積み重ねることで、お客様に今よりもっと良い提案ができると思います。新しい考え方やデザイン、お客様のニーズも日々刻々と変わっていきます。ゆえに、学ぶことに終わりはないのです。全国から設計者が集まり、交流を深めながら人間関係を築く楽しみもあります。ぜひ会社の設計力を高めるため、そしてあなた自身の設計スキルという財産を手に入れるためにご参加ください。
秋山設計道場について 松田英之
2011年から参加させて頂き全国で沢山の学びを頂きました。初めのきっかけは設計を学ぶ場は無いかと思っていた所、秋山設計道場をHPで知り門を叩かせて頂きました。OMやFC、他の団体に全く属さない、ゼネコン出身の私にとっては全く知らない世界でした。
即日設計!約4時間の間にプランを仕上げプレゼンする。結構過酷です。初めの何年かは夜中エスキースして朝から仕上げる事でやっとプレゼンに間に合う状態でしたが、今ではプランやどう見せたいかも土地や周りの環境を見て感じた時点で決まっていています。又、朝からプランし書き始めても十分時間に間に合う様になりました。道場で培った技だと感じます。又プレゼン時の秋山先生からの講評は厳しく辛口で、道場生の規律にもなり、甘えの無い世界感を造ってくれています。
秋山先生の人間性と魅力は、懇親会でお酒を飲みながら最大限発揮されます。本音の会話や思いを伺うと講評時の辛口トークとは違う優しさや豊かさを感じます。又、同じ悩みを持った者同士の情報交換の場にもなり切磋琢磨が生まれ、志を持った良き仲間が出来ていると思います。若手社員は他の工務店社長や設計者から教育され成長しています。又、全国各地の優秀な工務店さんを見学させて頂き、実際の建物や考え方、完成されたDTを感じ見る事で、気づきやヒントを頂き新たな取り組みが生まれて来ます。それを自社に落とし込む事で、素敵で豊かな建物と進化して行きます。
秋山道場は先生が学ばせたい設計「知る」「分かる」ではなく「身につける」ことを徹底的に学べる場と思います。基本を知り守り自分の感性を叩き上げ表現する最後はシャン!と収める。設計者として一番大切な所を教えて頂ける場だと思います。また、秋山設計道場の作り出す世界は、先生の設計手法の学びだけでは終わらず、色んな形で種をまいて各地で咲かせていると思います。
秋山設計道場の研修風景