02. 窓の役割
風通しがいい・暖かい・気持ちがいいが合言葉
どんな家にもついている窓。大きかったり、小さかったり、低い位置だったり、高い位置だったり、さまざまです。
窓の役割で言うならば、光を採り入れる、風を採り入れることがメインではあるけれど、それだけではもったいない。
どうせなら窓を通して自然に触れ合う楽しみも知りましょう。
例えば窓から見える四季折々の花、新緑の中を飛び交う小鳥、雨を喜ぶ庭木、寒さの訪れを感じる紅葉の鮮やかさ。心地よい風。心地よい光。
それは、すべて窓を通して自然を感じ、そして心地よさを感じる役目を果たしています。
そんなとき窓の向こうにデッキがあれば、ついついそこに行きたくなってしまう。そんな生活の延長に外とのつながりを結ぶ窓。
「窓の向こうに何が見えるのか」
実は窓の位置を決める上で一番大切な事なのです。
あなたの家の窓からは何が見えますか?
何をみたいですか?
次のことを意識しながら、見学会に参加してみて下さい。
- 風を導く(地域ごとに風配図というものがあり、四季ごとの風向きを調べます)
- 光を採り込む
- 日照を得る
- 内と外をつなぐ
- 外観を整える
住まいの気持ち良さは、実はそんなところから成り立っているのです。