「乾燥材KD材」と「集成材」を構造材として使用
木のぬくもりを味わいながら狂いの少ない「乾燥材KD材」と「集成材」を構造材として使用しており、家を建ててからの反り収縮がほとんど有りません。(含水率20%以下)
また、プレカット加工システムを採用する事により品質が安定し、手加工の1.5倍の強度で建物の耐久性もアップします。
製材直後 | 未乾燥材(クリーン材、AD材) | 乾燥材(ベルハウジング仕様) | |
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寸法 | 乾燥収縮を考えて製材する | 乾燥収縮の過程で変形や寸法が小さくなる事がある | 一定 |
割れ | 乾燥収縮の過程で割れが発生することがある。その対策が背割りと言われるもので最初から割れを発生させておく | 乾燥度合いによって割れや反りが発生する | 起こらない(起こりにくい) |
強度 | 含水率は50~60%程度ある | 保管、乾燥状態によって含水率は異なり、強度も異なる | 木材は含水率30%程度以下になると安定した強さを発揮する |
耐久性 | 乾燥されないままだと木材は腐っていく | 乾燥している木材を吟味して使うことが大事となる | 永い |
鹿児島県内で育成,加工された丸太、製材品の中から、用途ごとに品質、寸法、乾燥等が日本農林規格 (JAS) に準じた材を「認証かごしま材」といいます。
認証かごしま材は、品質の優れた乾燥材です。
県内の認証を受けた製材工場で、品質・寸法・乾燥等が日本農林規格(JAS)を満足するように加工された材で、含水率管理を十分に行なっています。(20%以下)認証かごしま材には、ラベルが貼り付けられています。
主要構造部に集成材をベルハウジングが使用している理由は、一般の無垢材に比べ集成材の「強度性能」にはバラツキがほとんどないからです。
バランスの良い、強い構造をつくるためは、構造材一本一本の強度・品質が均一で、明確であることがとても重要になってきます。木造の大型建造物に「集成材」が採用されている理由もこの「強度品質」の明確さにあります。
在来工法で問題とされていた通し柱の断面欠損も、金物ピン工法では固定用のボルトを通す穴だけの為、従来のプレカットに比べてとても頑丈です。
構造用集成材を使用し、高い精度で加工する金物工法は、強度のある 高性能住宅を実現します。地震にもより強い住宅になります。
デッキ・フェンスには、ACQ (Ammoriacal Copper Quat) (銅・アルキルアンモニューム化合物) を木材に加圧注入して使用します。JISおよびJAS規格の安全な防腐・防虫剤です。
薬剤が固着すると揮発や流出がなく汚染の心配もないので人にも安全です。加圧することで乾燥した木材に深く薬剤を浸透させますので、長期間にわたって防腐、防蟻効果を発揮します。