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家の性能

Spec

05. 人と環境に優しく

発泡ウレタン断熱「アクアフォーム」の6つの特長

アクアフォーム®は、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材。
水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球にやさしい硬質ウレタンフォーム素材です。

人、環境への配慮

環境に悪影響を与えるフロンガスとホルムアルデヒドを使わず、住む人にも施工する人にも優しい断熱材です。

換気システムの効率化

効率的な換気を行うための空気の通り道を確保し、漏気の原因となる隙間をふせぎ、優れた空気環境を長期間にわたって維持します。

高い断熱性と気密性

吹付け発泡により隙間なく施工でき、自己接着力により末永く高気密・高断熱性能を維持。光熱費の削減にもつながります。

静かな住空間・吸音性能

硬質ウレタンフォームによる隙間のない施工で高い気密性を実現。細かな気泡構造は吸音性にも優れています。

温熱環境のバリアフリー

高い気密・断熱性により部屋間温度差をなくし、冬のヒートショックによるトイレ、浴室、洗面所での心筋梗塞、脳梗塞を予防します。

長期間、安定した性能を発揮

連続気泡構造によりガス抜けによる収縮がなく、長期間にわたって安定した性能を発揮します。

家全体を隙間なく発泡ウレタン断熱で覆う事で、優れた気密性・断熱性が確立され、温度の逃げない魔法瓶の様な空間となります。
光熱費の削減・ヒートショックの少ない家になります。

暖かい部屋から寒い部屋へ温度が急激に変化すると血圧が急激に上下し、想像以上に心臓や血管に負担がかかります。
負担が大きいと自己防衛機能では対応できず、脳卒中や心筋梗塞など重大な事故につながってしまいます。これが「ヒートショック」です。
一番起きるのは冬場の浴室といわれています。入浴中に亡くなる方は推定で年間1万7千人(厚生労働省調査)これは交通事故死亡者より多い数です。
さらに高齢者が自宅で亡くなる原因の1/3を占めています。

快適な住環境にする為には気密性能は欠かせません。
基礎と土台の隙間の気密性を維持することで湿気を寄せ付けず、効率の良い室内換気を行うことが出来ます。
住まいの高耐久・省エネを実現しヒートショックを減らします。

北海道、青森県、秋田県、岩手県地方では、C値が2.0以下となる住宅を気密住宅と規定しています。またそれ以外の地域(鹿児島県含む)では、C値が5.0以下の住宅を気密住宅としています。ただ、ドイツの基準はC値が0.7以下。日本の住宅性能基準が低いのが現状です。
ベルハウジングでは、C値をドイツ基準の0.7以下を基準値としています。
※C値:建物の床面積1㎡当たりのすきま面積

遮熱の大切さ

壁・屋根を全て遮熱シートで包み込んでいきます。

どんなに熱伝導率の低い、厚い断熱材を使ってもそれは対流や伝導の熱の移動にしか効果が無く、家全体を考えるともっとも大事な輻射熱をコントロールしなくては全く片手落ちとなります。
特に夏の太陽エネルギーの赤外線や熱線をどう防ぐかが重要な課題です。
輻射熱の多い鹿児島県では、遮熱の役割が住環境に大きく影響します。

真夏になると、壁や屋根がだんだん熱をため込み、それ自身が熱源となって室内に熱を放射し始めます。
これが夏の暑さの原因にもなる輻射熱です。遮熱により熱を反射させ、ため込まない仕組みが必要です。

高性能サッシ・高性能Low-Eガラス

世界に遅れを取っていた日本の窓ですが、断熱性能の高い樹脂製の枠とダブルガラスを使った世界基準の窓が登場しました。
それが、ベルハウジングの標準仕様として採用している「サーモスX」です。

断熱性能の約7割は「窓」夏に室内に差し込んでくる強い日差し、冬の窓から伝わってくるひんやりとした冷気。
窓は住宅の中で外からの影響を受けやすく、夏場は約70%の熱が入ってきて、冬場は約50%の熱が窓から逃げていると言われています。
この事実から考えると家の断熱・遮熱性能を高めるには窓が一番重要であり、いくら断熱材だけ性能の良いものを使用したとしても、断熱の効果を実感するのは難しいのです。

日本の窓のフレームは、大きく分けて2つあります。
1つは、国内で現在主流となっている「アルミ」製、そしてもう1つは、寒冷地で広く使われている「樹脂」製のものです。
サーモスXは、それぞれの素材の特性を活かした良いとこ取りのハイブリッド窓です。

空気に比べ、熱の伝わり方を30%抑えるアルゴンガスをガラスの間に封入。
内外のLow-Eガラスで構成した複層ガラスを採用しています。
サーモスⅩは、優れた断熱性能で外気温の影響を受けにくく結露を抑制します。
室内温度20度・湿度50%、外気温0度による試験でも結露は見られませんでした。
また、優れた断熱性能で冷暖房費、CO2を削減します。
ガラス面積が30%拡大する事により空間に広がりを感じさせます。